子供を葬儀に連れて行くとき、「何を着せればいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

子供の喪服には大人ほど厳しいルールはありませんが、最低限のマナーは知っておきたいところです。年齢によって選ぶべき服装も変わります。

この記事では、乳児から高校生まで年齢別に子供の喪服マナーをわかりやすく解説します。

子供の喪服の選び方

  • 乳幼児(0〜2歳): 白・黒・グレーの地味な服でOK。無理に喪服は不要
  • 幼稚園・保育園児: 制服があれば制服。なければ白シャツ+黒・紺のズボン/スカート
  • 小学生: 制服があれば制服。なければ白ポロシャツ+黒・紺の無地ボトム
  • 中学生・高校生: 学校の制服が正式な喪服として認められる

【この記事の結論】 子供の喪服は「制服があれば制服」が基本。なければ黒・紺・グレーの落ち着いた服装を選びます。

  • 制服が最も無難 — 学校の制服があればそれが正装。色や柄に関係なく着用して問題なし
  • 制服がない場合 — 黒・紺・グレーの無地が基本。乳幼児は白やベージュでもOK
  • 靴と小物 — 黒い靴が理想だが、小学生以下はシンプルなスニーカーでも許容される

この記事の対象読者: 子供を葬儀に連れていく際の服装に悩んでいる方、急な葬儀で準備時間がない方

読んだら今日やること: お子さんの年齢に合った服装をこの記事の一覧表で確認しましょう

子供の喪服の基本ルール

子供の葬儀での服装には、大人ほど厳格なルールはありません。ただし、以下の基本を押さえておきましょう。

最も大切なポイント

  • 制服がある場合は制服が正装(学校指定の制服が最もフォーマル)
  • 制服がなければ黒・紺・グレー基調の落ち着いた服装
  • キャラクター柄・派手な色・光沢素材はNG
  • 子供が小さいほど許容範囲は広い

子供は成長が早いため、わざわざ喪服を購入する必要はありません。手持ちの服で対応できることがほとんどです(参考:全日本葬祭業協同組合連合会)。

年齢別の服装一覧

年齢 男の子 女の子 ポイント
0〜2歳 白/黒/グレーの服 白/黒/グレーの服 無理をさせない
3〜5歳 白シャツ+黒パンツ 白ブラウス+黒スカート 制服があれば制服
小学生 白ポロシャツ+黒パンツ 白ブラウス+紺スカート 制服優先
中高生 学校の制服 学校の制服 制服が正装

【乳児(0〜1歳)】赤ちゃんの葬儀の服装

赤ちゃんの葬儀の服装は、最も自由度が高いです。

おすすめの服装

  • 白・ベージュ・グレーの無地のロンパースやカバーオール
  • 黒や紺の服があればなおよい
  • 靴下は白でOK

避けるべき服装

  • 赤・ピンクなどの原色
  • キャラクター柄・花柄
  • フリルが過度についた華美な服

赤ちゃん用の黒い服は売っていないことも多いため、落ち着いた色の無地であれば問題ありません。おくるみやブランケットも派手でないものを選びましょう。

【幼児(2〜5歳)】保育園・幼稚園児の服装

幼児も基本は黒・紺・グレーの落ち着いた色の服装を選びます。

男の子の服装

アイテム おすすめ
トップス 白いポロシャツまたはシャツ
ボトムス 黒・紺のズボン(半ズボンでも可)
靴下 黒または白の無地
黒い靴、なければ白のスニーカー

女の子の服装

アイテム おすすめ
ワンピース 黒・紺の無地ワンピース
セパレート 白ブラウス+紺のスカート
靴下 黒または白の無地(タイツも可)
黒い靴、なければ白のスニーカー

幼稚園や保育園の制服がある場合は、制服を着用するのが最も無難です。色柄がついていても制服であれば問題ありません。

髪型のマナー

女の子の髪が長い場合は、黒や茶色のゴムでまとめましょう。リボンやカラフルな髪飾りは避けてください。

【小学生】制服ありなしで変わる服装選び

小学生は制服の有無で対応が分かれます。

制服がある場合

学校の制服がそのまま正装になります。

  • 白シャツ+紺のブレザー+スカートorズボン
  • 色やチェック柄が入っていても気にしなくてOK
  • 校章やボタンもそのままで問題なし

制服がない場合(男の子)

アイテム おすすめ
トップス 白いシャツまたはポロシャツ
ボトムス 黒・紺・グレーの長ズボン
上着 黒・紺のブレザーやカーディガン
靴下 黒の無地
黒のローファーが理想

制服がない場合(女の子)

アイテム おすすめ
ワンピース 黒・紺の無地ワンピース
セパレート 白ブラウス+黒・紺のスカート
上着 黒・紺のカーディガンやボレロ
靴下 黒の無地(白でも可)、タイツ
黒のローファーが理想

小学生の場合、靴はシンプルなスニーカーでも許容されます。派手な色やデザインのものは避け、黒や白などの落ち着いた色を選びましょう。

【中学生・高校生】制服が基本の正装

中学生・高校生は学校の制服を着用するのが基本です。

ポイント

  • 制服は色柄に関係なく正装として認められる
  • ネクタイやリボンが明るい色でもそのまま着用
  • 校章やバッジもつけたまま
  • スカート丈は短くしすぎない(普段短い場合は元に戻す)

制服がない場合

大人に準じた服装を心がけます。

  • 男子: 黒・紺のスーツまたはブレザー+白シャツ+黒ネクタイ
  • 女子: 黒・紺のワンピースまたはスーツ

高校生以上は大人と同じマナーが求められる場面が増えるため、できるだけフォーマルな服装を意識しましょう。

子供の喪服で避けるべきNG服装

年齢を問わず、以下の服装は葬儀にふさわしくありません。

色・柄のNG

  • 赤・ピンク・蛍光色などの派手な色
  • キャラクター柄(アニメやゲームのプリント)
  • 大きなブランドロゴが目立つデザイン
  • 花柄・チェック柄(大きな柄のもの)

素材・デザインのNG

  • 光沢のある素材(サテン、エナメルなど)
  • デニム(カジュアルすぎるため)
  • サンダル・ミュール(つま先が出る靴)
  • 毛皮・革素材のコートや小物

アクセサリーのNG

  • 派手なヘアアクセサリー
  • ネックレスやブレスレットなどのアクセサリー
  • キャラクターものの時計

急な葬儀で喪服がないときの対処法

突然の訃報で準備が間に合わないこともあります。そんなときの対処法を紹介します。

手持ちの服で代用する

  • モノトーンの服を組み合わせる(白シャツ+黒ズボンなど)
  • ジーンズは避け、チノパンやスラックスで代用
  • 暗い色のカーディガンを羽織るだけでも印象が変わる

量販店で購入する

急ぎの場合、以下の店舗で手頃な価格で揃えられます。

店舗 価格の目安
ユニクロ 1,000〜3,000円
西松屋 1,000〜2,000円
しまむら 1,000〜3,000円
バースデイ 1,000〜2,000円

白いシャツと黒いズボン(またはスカート)を購入すれば、十分に対応できます。

レンタルを利用する

子供用の喪服レンタルは4,000〜6,000円程度(3泊4日)が相場です。ネットでの当日発送に対応しているサービスもあります。

季節別の注意点

夏の葬儀

  • 半袖でもOK(肌の露出は最小限に)
  • 黒や紺の半袖ポロシャツが便利
  • 式場内は冷房が効いているため薄手のカーディガンがあると安心

冬の葬儀

  • コートは黒・紺・グレーを選ぶ
  • ダウンジャケットはカジュアルに見えることがある
  • 式場に入る前にコートは脱ぐのがマナー
  • マフラーや手袋も落ち着いた色で

よくある質問

Q. 子供の制服が明るい色でも葬儀に着ていけますか?

はい、制服であればどんな色でも問題ありません。赤いリボンや明るいチェック柄のスカートでも、学校の制服はそれ自体が正装です。周囲も「制服で来ている」と理解してくれるので心配いりません。

Q. 赤ちゃんに黒い服がない場合はどうすればいいですか?

赤ちゃんは白やベージュ、グレーの無地の服で大丈夫です。乳児に黒い服を用意するのは難しいことが多く、周囲も理解してくれます。原色やキャラクター柄さえ避ければ問題ありません。

Q. スニーカーで葬儀に参列してもいいですか?

小学生以下であればシンプルなスニーカーは許容されます。黒や白など落ち着いた色を選びましょう。中学生以上はできるだけ黒のローファーや革靴を用意するのが望ましいです。

Q. 子供にネクタイは必要ですか?

必須ではありません。小学生以下なら白いシャツにカーディガンで十分です。ただし、中学生以上で制服がない場合は、黒のネクタイを用意するとよりフォーマルな印象になります。

Q. 子供にタイツやストッキングは必要?

必須ではありませんが、女の子の場合は黒や白の無地タイツがあるとフォーマル感が増します。冬場は防寒にもなるためおすすめです。男の子は黒の無地ソックスで十分です。

Q. 子供の靴は何がいい?スニーカーでも大丈夫?

小学生以下であればシンプルなスニーカーは許容されます。理想は黒のローファーやフォーマルシューズですが、急な葬儀で用意できない場合は、黒や白など落ち着いた色のスニーカーで問題ありません。サンダルやクロックスは避けましょう。

Q. 赤ちゃん連れで葬儀に参列する際のマナーは?

赤ちゃん連れでの参列は出入口に近い席に座り、泣き出したらすぐに退席できるようにするのがマナーです。授乳やおむつ替えのスペースを事前に確認しておくと安心です。どうしても難しい場合は、赤ちゃんを預けて参列することも選択肢の一つです。

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※この記事は一般的な情報提供を目的としています。葬儀の服装マナーは地域や宗派によって異なる場合があります。

※最終更新日: 2026年2月27日

参考情報・出典