【この記事の結論】 終活は12項目を「情報整理→意思決定→家族共有」の順で進めると、無理なく進行できます。

  • 最初の3項目が重要 — エンディングノート・財産棚卸し・医療介護の希望整理から始めると迷いにくいです
  • 費用は0円から着手可能 — 多くの項目は無料で始められ、専門家費用は必要な場面だけ発生します
  • 年代で優先順位が変わる — 50代は整理中心、60代以降は遺言・介護・葬儀準備を優先します

この記事の対象読者: 終活を始めたい50〜70代の方、親の終活を手伝う家族、やることを一覧で把握したい方 読んだら今日やること: まずはエンディングノートに連絡先と医療介護の希望を書き出しましょう

「終活を始めたいけれど、何をすればいいのか分からない」

そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。終活でやるべきことは意外と多く、エンディングノートの作成から財産の整理、葬儀やお墓の準備まで、多岐にわたります。

何から手をつけていいか迷ったまま、結局先送りにしてしまう――そんな方も少なくありません。

この記事では、終活でやるべき12項目をチェックリスト形式でまとめました。年代別の優先順位や、各項目にかかる費用・時間の目安もご紹介します。一つひとつ確認しながら進めれば、抜け漏れなく終活を完了できますので、ぜひ参考にしてください。

終活のやることリスト|全12項目チェック表

まず、終活でやるべき12項目を一覧で確認しましょう。「未着手」の項目がいくつあるか、チェックしてみてください。

# やること 所要時間の目安 費用の目安 状態
1 エンディングノートの作成 1〜2週間 0〜2,000円
2 財産の棚卸し・財産目録の作成 1〜3日 0円
3 遺言書の作成 2週間〜1か月 0〜20万円
4 身の回りの整理・断捨離 1〜3か月 0〜数万円
5 デジタル資産・サブスクの整理 1〜2日 0円
6 医療・介護の希望を整理する 1〜2日 0円
7 葬儀の希望をまとめる 1〜2週間 0円(準備段階)
8 お墓・供養方法の検討 1〜3か月 数万〜数百万円
9 保険の見直し 1〜2週間 0円(相談は無料)
10 連絡先リストの作成 1〜2日 0円
11 家族信託・任意後見の検討 1〜3か月 10万〜100万円
12 やりたいことリストの作成 1日 0円

ポイント すべてを一度にやる必要はありません。まずは「エンディングノートの作成」や「財産の棚卸し」など、費用がかからず自宅でできる項目から始めるのがおすすめです。

それでは、各項目をくわしく解説していきます。

1. エンディングノートの作成

終活の第一歩として、もっともおすすめなのがエンディングノートの作成です。

エンディングノートとは、万が一のときに備えて自分の情報や希望をまとめておくノートです。「終活ノート」と呼ばれることもあります。遺言書とは異なり法的な効力はありませんが、家族への大切なメッセージや情報を幅広く残せます。

エンディングノートに書く主な項目

分類 記入する内容
自分の基本情報 氏名・生年月日・本籍地・マイナンバー
家族・親族の情報 家系図・連絡先
医療・介護の希望 かかりつけ医・持病・延命治療の希望
葬儀の希望 葬儀の形式・規模・遺影の写真
財産に関する情報 銀行口座・保険・不動産・借入金
デジタル情報 メールアカウント・SNS・サブスク契約
家族へのメッセージ 感謝の言葉・伝えたいこと

エンディングノートの入手方法

エンディングノートは、以下の方法で手に入ります。

  • 市販のノート: 書店で1,000〜2,000円程度で購入できます
  • 無料テンプレート: 自治体やNPO法人がPDF形式で配布しています
  • アプリ: スマートフォン用のエンディングノートアプリもあります

ポイント 完璧に書こうとせず、書ける項目から埋めていくのがコツです。いつでも書き直せますので、気軽に始めてみましょう。

エンディングノートの具体的な書き方については、以下の記事でくわしく解説しています。

関連記事: エンディングノートの書き方|項目別の記入例つきでやさしく解説

2. 財産の棚卸し・財産目録の作成

自分がどんな財産を持っているのかを一覧にまとめる作業です。これを「財産目録」といいます。

財産目録を作成しておくと、以下のメリットがあります。

  • 老後資金の見通しが立つ: 今後の収支計画を考えやすくなります
  • 相続がスムーズになる: 残された家族が財産を探し回る手間が省けます
  • 遺言書の作成に役立つ: 誰に何を相続させるかを考える材料になります

財産目録に記載する項目

分類 具体例
預貯金 銀行名・支店名・口座番号・おおよその残高
不動産 所在地・面積・名義人
有価証券 株式・投資信託・証券会社名
保険 生命保険・医療保険・火災保険の契約内容
年金 公的年金・企業年金の受給情報
借入金・ローン 住宅ローン・車のローン・未払いの借入金
その他 貴金属・美術品・車

注意 財産目録はエンディングノートの一部として書いてもよいですが、相続対策として使う場合は別紙にまとめることをおすすめします。紛失しないよう保管場所にも注意してください。

3. 遺言書の作成

「財産の分け方」を法的に確定させたい場合は、遺言書の作成が必要です。

エンディングノートに「長男に自宅を相続させたい」と書いても法的効力はありません。財産の分け方を確実に指定するには、法律の定めに沿った遺言書を作成しましょう。

遺言書の種類と費用

種類 特徴 費用の目安
自筆証書遺言 全文を自分で手書きする。法務局での保管制度あり 0〜3,900円(法務局保管の場合)
公正証書遺言 公証人が作成する。もっとも確実な方法 5万〜20万円(財産額に応じて変動)

自筆証書遺言は費用を抑えられますが、書き方を間違えると無効になるリスクがあります。特に財産額が大きい方や、相続人間でトラブルが予想される方は、公正証書遺言がおすすめです。

自筆証書遺言の書き方については、以下の記事でくわしく解説しています。

関連記事: 遺言書の書き方|自筆証書遺言の作成手順

4. 身の回りの整理・断捨離

不要な持ち物を整理し、身の回りをすっきりさせる作業です。「生前整理」とも呼ばれます。

生前整理には、2つの大きなメリットがあります。

  • 自分の生活が快適になる: 不要なものを処分すれば、日々の暮らしがすっきりします
  • 家族の負担を減らせる: 亡くなった後に家族が遺品整理をする手間と費用を軽減できます

断捨離の進め方

  1. 部屋ごとに取り組む: 一気に片付けようとせず、1部屋ずつ進めましょう
  2. 「使っている/使っていない」で仕分け: 1年以上使っていないものは処分を検討します
  3. 思い出の品は最後に: 写真やアルバムは判断が難しいため、後回しにしましょう
  4. メルカリや中古ショップを活用: 不要品を売ればお小遣いにもなります

ポイント 断捨離は体力を使う作業です。元気なうちに少しずつ進めることが大切です。70代以降で大量の片付けをするのは、体力的にも精神的にも負担が大きくなります。

生前整理の具体的な進め方については、以下の記事も参考にしてください。

関連記事: 生前整理のやり方・進め方

5. デジタル資産・サブスクの整理

パソコンやスマートフォンの中にある「デジタル資産」の整理も、現代の終活では欠かせません。

デジタル資産とは、インターネット上のアカウントやデータのことです。放置すると、亡くなった後もサブスク料金が引き落とされ続けるなどのトラブルが発生します。

整理すべきデジタル資産の一覧

分類 具体例
メール・SNS Gmail・Yahoo!メール・LINE・Facebook・X(旧Twitter)
サブスクサービス Netflix・Amazon Prime・YouTube Premium・Spotify
金融サービス ネット銀行・ネット証券・電子マネー
ショッピング Amazon・楽天市場・メルカリ
クラウドストレージ Google Drive・iCloud・Dropbox
その他 ブログ・ホームページ・ドメイン

デジタル終活の3ステップ

  1. 使っているサービスをリストアップする: まずは何を契約しているか一覧にします
  2. 不要なサービスを解約する: 使っていないサブスクは今すぐ解約しましょう
  3. ID・パスワードを記録する: 残したいサービスのログイン情報を紙に書いてエンディングノートに保管します

注意 パスワード一覧は、エンディングノートとは別の封筒に入れて保管するのが安全です。エンディングノートを家族が日常的に見られる状態だと、セキュリティ上のリスクがあります。

6. 医療・介護の希望を整理する

病気や認知症になったときに、どんな医療・介護を受けたいかを事前に決めておく作業です。

いざというとき、自分で判断できない状態になる可能性があります。事前に希望を書面にまとめ、家族に共有しておけば、家族が代わりに判断する際の指針になります。

整理しておきたい項目

  • かかりつけ医の情報: 病院名・診療科・担当医名・電話番号
  • 持病と服用中の薬: 病名・薬の名前・投薬量
  • 延命治療の希望: 人工呼吸器・胃ろう・点滴による延命を希望するか
  • 臓器提供の意思: 臓器提供意思表示カードの記載内容
  • 介護の希望: 在宅介護か施設入居か、希望する施設のタイプ
  • 認知症になった場合の希望: 財産管理の委任先、介護方針

ポイント 延命治療や臓器提供については、家族の意見も聞きながら決めることが大切です。一人で抱え込まず、「もしものとき、こうしてほしい」と家族に話してみましょう。

7. 葬儀の希望をまとめる

自分の葬儀について、形式・規模・予算などの希望をまとめておきましょう。

残された家族は、悲しみの中で短期間のうちに葬儀の段取りを決めなければなりません。事前に希望をまとめておけば、家族の精神的・時間的な負担を大きく軽減できます。

決めておきたい葬儀の項目

項目 選択肢の例
葬儀の形式 一般葬・家族葬・直葬(火葬のみ)・一日葬
宗教・宗派 仏式・神式・キリスト教式・無宗教
規模 参列者の人数の目安
予算 いくらまでかけてよいか
遺影 使ってほしい写真
音楽 式中に流してほしい曲

葬儀にかかる費用の相場

葬儀の形式 費用の相場
一般葬 150万〜200万円程度
家族葬 40万〜150万円程度
一日葬 30万〜70万円程度
直葬(火葬のみ) 15万〜30万円程度

※ 上記は2026年2月時点の一般的な相場です。地域や葬儀社によって異なります。

家族葬の費用については、以下の記事でくわしく解説しています。

関連記事: 家族葬の費用相場

8. お墓・供養方法の検討

お墓を新しく購入するのか、既存のお墓を維持するのか、あるいは墓じまいをするのかを検討します。

近年は「お墓を継ぐ人がいない」「遠方の実家のお墓を管理できない」という理由で、墓じまいや永代供養を選ぶ方が増えています。

供養方法の種類と費用

供養方法 特徴 費用の相場
一般墓(新規購入) 墓石を建てる従来型 100万〜300万円程度
永代供養墓 お寺や霊園が管理する 10万〜150万円程度
樹木葬 樹木を墓標にする自然葬 5万〜100万円程度
納骨堂 室内の施設に納骨する 20万〜150万円程度
散骨 海や山に遺骨をまく 5万〜30万円程度

※ 上記は2026年2月時点の一般的な相場です。地域や霊園によって異なります。

お墓に関する費用の詳細は、以下の記事をご覧ください。

関連記事: 墓じまいの費用相場 | 永代供養の費用相場

9. 保険の見直し

加入している保険の内容を確認し、今の自分に合っているか見直す作業です。

終活のタイミングで保険を見直すと、以下のメリットがあります。

  • 無駄な保険料を削減できる: 子どもの独立後は、高額な死亡保障が不要になるケースがあります
  • 必要な保障を追加できる: 介護保障や葬儀費用に特化した保険を検討できます
  • 保険金の受取人を確認できる: 受取人が変わっていないか確認しましょう

見直しのチェックポイント

チェック項目 確認すること
死亡保障額 家族構成の変化に見合っているか
医療保障 入院日額・手術給付金は十分か
介護保障 介護が必要になったときの備えはあるか
保険料 年金生活で払い続けられる金額か
受取人 受取人は正しく指定されているか

ポイント 保険の見直しは、保険ショップやファイナンシャルプランナーへの無料相談を利用するのがおすすめです。自分では気づかないポイントをプロの目でチェックしてもらえます。

10. 連絡先リストの作成

自分に万が一のことがあったとき、知らせてほしい人のリストを作っておきましょう。

家族は「故人の交友関係」を意外と把握していないものです。連絡先リストがなければ、年賀状やスマートフォンの連絡帳から一人ひとり調べなければなりません。

リストに含める情報

  • 氏名
  • 続柄・関係(親戚・友人・元同僚など)
  • 電話番号・メールアドレス
  • 葬儀への参列を希望するかどうか

ポイント リストは10〜30人程度を目安に作成すれば十分です。年末に年賀状を書くタイミングで、一緒に更新するとよいでしょう。

11. 家族信託・任意後見の検討

認知症などで判断能力が低下したときに備える制度です。

家族信託とは

家族信託とは、自分の財産の管理・運用を信頼できる家族に託す仕組みです。認知症になると銀行口座が凍結され、不動産の売却もできなくなります。家族信託を事前に設定しておけば、こうした「資産凍結」を回避できます。

項目 内容
費用の目安 50万〜100万円程度(専門家に依頼する場合)
手続き先 司法書士・弁護士
開始時期 判断能力があるうちに設定する必要あり

任意後見制度とは

任意後見制度とは、将来判断能力が低下したときに備え、自分の代わりに法律行為を行う人(後見人)をあらかじめ指名しておく制度です。

項目 内容
費用の目安 10万〜30万円程度(公正証書作成費+専門家報酬)
ランニングコスト 任意後見監督人への報酬が月額1万〜3万円程度
手続き先 公証役場
開始時期 判断能力があるうちに契約する必要あり

注意 家族信託も任意後見も、判断能力が低下した後では手続きができません。「まだ元気だから大丈夫」と思っているうちに検討を始めることが重要です。

12. やりたいことリストの作成

終活は「死への準備」だけではありません。残りの人生をより楽しく過ごすための「やりたいことリスト」をぜひ作ってみてください。

やりたいことリストの例

  • 行きたい場所に旅行する
  • 孫と一緒に○○をする
  • 昔の友人に会いに行く
  • 習い事を始める
  • 自分史を書く
  • ボランティア活動に参加する

やりたいことを書き出すと、前向きな気持ちになれます。終活の中で、もっとも楽しい作業かもしれません。

【年代別】終活の優先順位ガイド

すべての項目を一度にこなす必要はありません。ご自身の年代に合わせて、優先度の高いものから取り組みましょう。

40代の終活|早めの準備で差がつく

優先度 やること 理由
★★★ エンディングノートの作成 早いうちに始めれば時間をかけて充実させられる
★★★ 保険の見直し 子どもの教育費が終わるタイミングで保障内容を再検討
★★☆ デジタル資産の整理 サブスクが増えがちな年代。不要なものを整理
★★☆ やりたいことリスト 体力があるうちにやりたいことを明確にする
★☆☆ 財産の棚卸し まだ変動が大きい時期だが、現状把握は大切

50代の終活|本格的にスタート

優先度 やること 理由
★★★ 財産の棚卸し・財産目録 定年を見据えた資金計画のために必須
★★★ 保険の見直し 老後に向けて医療・介護保障を重点的に
★★★ エンディングノートの作成 未着手ならこの時期に必ず始める
★★☆ 遺言書の作成 財産額が固まってきたら検討
★★☆ 身の回りの整理 子どもの独立で空いた部屋の片付けから

60代の終活|具体的な行動を

優先度 やること 理由
★★★ 遺言書の作成 定年後は財産額が確定しやすい。早めに作成を
★★★ 医療・介護の意思表示 持病がある方はとくに重要
★★★ お墓・供養の検討 体力があるうちに見学・比較する
★★★ 葬儀の希望をまとめる 家族と一緒に話し合うのがおすすめ
★★☆ 家族信託・任意後見 認知症対策は判断能力があるうちに
★★☆ 連絡先リストの作成 交友関係を整理するよい機会

70代以降の終活|できることから確実に

優先度 やること 理由
★★★ 医療・介護の意思表示 最優先で家族に共有する
★★★ エンディングノートの仕上げ 未記入の項目を埋め、最新情報に更新する
★★★ 遺言書の確認・更新 内容が古くなっていないか見直す
★★☆ 葬儀・お墓の最終決定 具体的な葬儀社や霊園を決めておく
★★☆ デジタル資産の整理 家族がアクセスできるよう情報を共有

ポイント 年代に関わらず、「今すぐ始められること」から手をつけるのがもっとも大切です。終活に「遅すぎる」ということはありませんが、「早すぎる」ということもありません。

終活を始めるときの3つのコツ

いざ終活を始めようとしても、なかなか行動に移せない方も多いでしょう。スムーズに終活を進めるための3つのコツをご紹介します。

コツ1: 完璧を目指さない

すべての項目を一度に完了させる必要はありません。まずは1つ、取り組みやすいものから始めてみましょう。

エンディングノートも、全ページを埋める必要はありません。書ける項目から書き始め、少しずつ充実させていけば大丈夫です。

コツ2: 家族と一緒に取り組む

終活は一人で進めるよりも、家族と一緒に取り組むのがおすすめです。

  • 葬儀やお墓の希望は、家族の意見も聞いたうえで決める
  • 財産の棚卸しは、配偶者と一緒に行う
  • エンディングノートの保管場所は、家族に伝えておく

家族と話し合うことで、「万が一」のときの不安が軽くなります。

コツ3: 定期的に見直す

終活は「一度やって終わり」ではありません。生活環境や家族構成が変わったら、内容を見直しましょう。

以下のタイミングで見直すのがおすすめです。

  • 毎年の誕生日: 年に1回、エンディングノートを開いて更新する
  • 大きなライフイベント: 退職・引っ越し・孫の誕生など
  • 健康状態の変化: 病気が見つかった、手術を受けたなど

よくある質問

Q. 終活は何歳から始めるのがよいですか?

A. 終活に明確な開始年齢はありません。一般的には60〜65歳前後で始める方が多いですが、40代・50代から取り組む方も増えています。体力と判断力がしっかりしているうちに始めるのが理想です。

Q. 終活にかかる費用はどのくらいですか?

A. エンディングノートの作成や断捨離など、費用がかからない項目も多くあります。一方、公正証書遺言の作成(5万〜20万円)、家族信託の設定(50万〜100万円)など、専門家に依頼する手続きは費用が発生します。無料でできることから始めるのがおすすめです。

Q. 一人暮らしでも終活は必要ですか?

A. はい、一人暮らしの方こそ終活が大切です。もしものときに自分の希望を伝える手段がなければ、残された親族や行政機関が対応に困ります。エンディングノートの作成と、信頼できる人への情報共有をとくに優先しましょう。

Q. エンディングノートと遺言書はどちらを先に書くべきですか?

A. まずはエンディングノートから始めるのがおすすめです。エンディングノートは書式が自由で、気軽に取り組めます。財産の棚卸しができたら、法的効力のある遺言書の作成を検討しましょう。

Q. 終活をすると縁起が悪いと言われました。

A. 終活は「死の準備」ではなく、「今をよりよく生きるための活動」です。自分の人生を振り返り、残りの時間をどう過ごすかを考える前向きな取り組みです。家族の負担を軽くする思いやりの行動でもあります。

まとめ

この記事では、終活でやるべき12の項目をチェックリスト形式でご紹介しました。

改めて12項目を振り返ります。

  1. エンディングノートの作成
  2. 財産の棚卸し・財産目録の作成
  3. 遺言書の作成
  4. 身の回りの整理・断捨離
  5. デジタル資産・サブスクの整理
  6. 医療・介護の希望の整理
  7. 葬儀の希望をまとめる
  8. お墓・供養方法の検討
  9. 保険の見直し
  10. 連絡先リストの作成
  11. 家族信託・任意後見の検討
  12. やりたいことリストの作成

12項目は多く感じるかもしれませんが、すべてを一度にやる必要はありません。まずはエンディングノートの作成や財産の棚卸しなど、自宅で費用をかけずにできる項目から始めてみてください。

一つひとつチェックを入れていくうちに、「やるべきことが見えてきた」という安心感が生まれるはずです。

終活は、残された家族への思いやりであると同時に、自分自身の人生を見つめ直すきっかけにもなります。ぜひこのチェックリストを活用して、ご自身のペースで終活を進めていきましょう。

参考資料


※ この記事は一般的な情報提供を目的としています。 個別の事情については、専門家(弁護士・税理士・行政書士・ファイナンシャルプランナーなど)にご相談ください。

最終更新日: 2026年2月28日